入門者用

  1. 人生を考える

『逆転人生』三谷康人 いのちのことば社 ISBN4-264-01848-X

『親身に聞く』デビット・アウグスバーガー著 棚瀬多喜雄訳 すぐ書房

『主よ、みこころを教えてください』ある英国の説教者、 訳者:湖浜 馨  いのちのことば社 ISBN4-264-01147-7

<教会員コメント>
この本は僕がまだクリスチャンとなって間もないときに出会った本です。そのころいまいち信仰の確信が与えられず、こんな生活をしていていいのかなーと思いながらも、毎日をだらだらと過ごしていました。そんな時、本棚の隅で埃をかぶっていたこの本をぱらぱらと開いてみました。「勝利ある生活」について、それはどのようなものか?どうしたらそれが可能なのか?ということが、ある説教者のメッセージという形で書かれていて、渇いた心にどんどん染み渡るように入ってくる感じでした。このことが僕の信仰生活のひとつの転機であり、また励みとなった本です。

『ひつじが丘』三浦綾子 講談社文庫 ISBN4-06-13164904

<教会員コメント>
牧師を父親に持つ主人公の奈緒実の、恋愛と結婚生活を描く中で、「愛すること」とは何かを問う小説です。昨年、愛し信じていた人から裏切られるという苦しみの中にいた私に、インターネットで知り合った方が薦めてくれたのが、この本でした。そんな私には奈緒実の心の葛藤が痛いほどわかりました。夫との結婚生活に失望した奈緒実に、父親が言います。「人間同士というものはね、憎みあうように生まれついているんだ。お互いをうらぎるようにできているんだな。どんな誠実な人間だって、心の底では、幾度人をうらぎっているかわからない」そして、こうも言います。「人間は過ちを犯さずに生きていけない存在なんだよ。神ではないのだからね。同じ屋根の下に暮すということは、ゆるし合って生きてゆくということなんだ」しかし、奈緒実は「物事にはゆるせることと、ゆるせないことがある」と思います。私も奈緒実と同じ思いになって、心の中で学びました。でも読み進めて行くうちに、果たして私はその人を愛していたのだろうか、いるのだろうか、自問自答するようになりました。結局、私はその人とは別れることになってしまったのですが、この本をきっかけとして、人間の弱さ、愛することの意味を、心のどこかで常に考えるようになりました。その後、私はクリスチャンとなったのですが、神さまを知り、聖書を学ぶことによって、この本で特に牧師である父親が語っていた言葉の1つ1つが、真に理解できるようになったと思います。著者の三浦綾子さんはクリスチャンであり、その姿勢でどの作品も書かれていますが、宗教観を押し付けているものではありませんので、クリスチャンで無い方にも、ぜひ読んでいただきたいと思います。また、この本での登場人物の言い回しなどが、今の感覚とは違うため、多少、違和感もありましたが、人間がすることは、今も昔も、本質は変わりないのだと思いました。「愛すること」とはいったい何か。その答えがこの本にあります。

  1. 信仰を考える

神にできないことはありません(救われることの祝福)』D.Lムーディ いのちのことば社ISBN4-264-01327-5

<教会員コメント>
信仰をもって間もない頃に福井牧師からお借りした本です。大変感動したので何度か読み返しましたが、また読んでみたいと思っている本です。

『恵みによる信仰生活(聖書が教える恵みの原則)』高木慶太著 いのちのことば社  ISBN4-264-01415-8

<教会員コメント>
私たちが救われたのはただ神の恵みによる”と頭では分かっていても、いつしか自分は良いものであるかのように思って頑張ろうとしたり、又は自分の罪深さのゆえにきっと神様はこんな自分を嫌いになられたに違いないと失望したりといったことってありませんか?この本では「人間に対する神様の取り扱いの原則はいつも行いではなく恵みです。」と神様の恵みのすばらしさについて分かりやすく語られています。

『自分自身を愛する』ワルター・トロビッシュ すぐ書房 ISBN4-88068-241-1

<教会員コメント>
クリスチャンになる前、私は自分に自信が持てず、自分が好きではありませんでした。何か自分を変えるきっかけになればとカナダに行き、そこで救われ、受洗したばかりの頃はとても嬉しくて。その半年後、すっかりいい人になった気分で帰国。でも、実際の自分の性格は、何も変わっていませんでした。そんなとき出逢ったクリスチャンの女性が、この本を私に貸してくださいました。
「とても良かったので、もう一度読みたいのです。もう暫く貸しておいてください。」と頼む私に、その方は「そんなに気に入ったならあげますよ」と。私はこの本を、その人から取り上げてしまったのです。この本のどこがそんなにいいのかと聞かれると、どうお薦めしたらよいものか・・・。でも、何だかホッとするのです。この本を読むと。あー、私、このままでいいんだ。このままで神様に愛されているんだって。

『勝利を得る命(正常なクリスチャン生活の基礎)』ウォッチマン・ニー

<教会員コメント>
この本から正常なクリスチャン生活の基礎について、深い洞察と霊的な知識を学ぶことができました。クリスチャン生活に息詰まっている人や、更に成長をめざす人には、お薦めの一冊だと思います。

『外なる人が砕かれて霊が解放される』ウォッチマン・ニー 日本福音書房 ISBN4-89061-350-1

<教会員コメント>この本は、なかなか自分の肉の性質が砕かれないと悩んでいた私にとって、道を開いてくれて、クリスチャン生活に勇気を与えてくれた一冊です。この本を読まれる方に霊的な目が開かれるお薦めの一冊です。

『神を味わう』ヘンリー・T・ブラッカビー&クロード・V・キング ICM Press ISBN4-900748-10-2

<教会員コメント>
この本は、タイトル通りに、神がいつも私たちの周りで働いておられ、そのみわざに参加し、実際に神を味わうために神ご自身がどのように働いておられるか、私たちが体験することのできるすばらしい本です。この本に書かれています法則の通りに、私も神を味わうことができました。この本を読まれ、この本に書かれている通りに実践される人は、まさに神を味わうことになり、更に信仰が深まるでしょう。

『旧約聖書一日一章』榎本保郎 主婦の友社

<教会員コメント>
ディボーションの習慣を身につけるのに、苦労した覚えのある人は多いと思います。私も色々なディボーション向けのテキストを試し、苦戦したものです。そういう中で、この書は、毎日のディボーションが楽しみとなり、旧約聖書を最後まで読み通す助けとなった一冊です。日本人のこころをよくつかみながら、信仰者としてのあり方を教え、霊的に前進させる有益な本として、お勧めしたいものです。

『天の都をさして(天路歴程)』ジョン・バニヤン すぐ書房

<教会員コメント>
この本と出会ったのは小学生の時だったと思います。版画の白黒の美しいさし絵にひかれ、手にとって読みました。どんどん内容に引き込まれるようにして読んだのを思い出します。物語は簡単に言うと、主人公の「クリスチャン」が自分の住んでいた「滅亡の都」から逃れ、天国をめざし、様々な苦難を乗り越え旅をするというものです。
信仰の歩みによる最後の勝利は、本当に感動的なものです。この物語は、百数十カ国語に訳され、宗派を超え、国境を越えて広く読まれている不朽の名作です。
聖書をのぞいて、世界中で最も偉大な書物の一つであると言われています。すぐ書房出版の「天の都をさして」は絶版となり手に入れることはできませんが、新教出版社他から出版されています。
『子ども教理絵本シリーズ』C.ナイストロム CS成長センター
『子どもの聖書絵物語』ケネス.N.テイラー いのちのことば社 –就寝前の読み聞かせに