教会の特徴

1.礼拝を活動の中心とする教会です
初期教会の礼拝は、ユダヤ教の会堂の伝統を受け継いだ、聖書の言葉を中心とする第一部と、キリスト教独自の主の晩餐(聖餐)を中心とする第二部からなっていました。それは、実に単純なプログラムをもって、キリストの十字架と復活の恵みを想起し、喜びを感謝をもって神とよき時を過ごすものでした。玉川教会は、その初期教会の礼拝のスピリットを大事にし、その礼拝に与ることを目指します。
そこで、礼拝以外、教会に諸行事を増やすことなく、教会での奉仕も出来るだけ合理化、簡素化し、教会では公的礼拝が中心となる体制を維持するように努めています。日曜日の午後も、個人や家族が安息を楽しむ時間として、礼拝の余韻を持って家庭に速やかに帰ることを奨励しています。
お子さん連れのご家族にも、親子で一緒に礼拝することを勧めます。互いに励まし合い、集まり合って、共に神を礼拝することが人生の祝福になると信じます。

2. 聖書主義、聖書通読で養われる教会です
玉川キリスト教会は、聖書をコツコツと読み続け、聖書全体を通読し、聖書が語るところを体系的、実践的に理解していくことが、何よりもの霊的成長と成熟につながり、自分の周囲にも大きな祝福をもたらすきっかけになると信じ、互いに励まし合って、そこを中心として教会活動を進めていきます。
このために、福井牧師からは、毎朝聖書通読のためのメッセージが配信され、さらに毎週日曜日の礼拝にて、通読の進度に合わせたメッセージが語られます。また、現在PBAラジオ放送毎週水曜日福井牧師の担当の時間は、通読の進度に合わせたメッセージが放送されています。
メールによるメッセージ配信は1996年より、WEB上のブログ(パスターまことの聖書一日一生)は、2008年1月1日から実施しています(⇒http://thousandtimesbless.com)。「聖書通読をするのなら玉川キリスト教会」です。

3. 信仰的であると同時に常識感覚を大事にする教会です
玉川教会の基本的なDNAは、クールであること、つまり内においては熱い信仰と愛を抱いていても、極めて常識的、理性的な感覚を併せ持つ信仰の在り方を大事にします。たとえば癒しや奇跡などについては、それがあってもよいと考えますが、それらが必ずなければ信仰的とは言えないとは考えないし、教会内でことさら求めたりすることもありません。また、政治や国家への関りについては、どのような政治的な立場の人も受け入れますが、個人の確信が尊重されることが大事であると考えます。ですから、署名活動などは、個人的な関りを通して依頼することがあっても、教会として求めたりすることはありません。
むしろ、世界の変革は個人の変革から始まるのだと信じます。そして信仰の成熟は人間関係における愛の成熟そのものであると考えています。聖書を信仰と実践の規範と考え、自ら聖書によって生きる、つまり十字架愛に成熟することをこそ求めていきます。また、これが模範的なクリスチャンというステレオパターンがあるとは考えません。それぞれが、それぞれの個性に基づいた、人間として自然な信仰の持ち方と成長を目指します。そのための手段となる、「神とよき時を過ごす」つまり聖書通読の取り組みをこそ、大事にします。

4. 地域と日本の祝福となることを願う教会です
玉川キリスト教会は、教会の置かれた地域、また日本が主の祝福に与ることを願う教会です。そのために、教会のメンバーは、自分が住んでいる地域の隣人、友人・知人のために祈ります。実際的には、BLESSの祈りをささげ、つまり隣人のための、Body(身体の健康)Labor(仕事の祝福)Emotion(情緒的守り) Social(社会生活の守り) Spirit(霊的・信仰的な喜び)の五つの必要のために祈り、聖書に書かれているとおりに隣人、友人・知人、そして日本の人々が主の祝福に与ることを確信し祈ります。また、身近な人々と共に、主の祝福を受ける教会であることを目指します。