パスターまことと学ぼう
ニュースの向こう側を、聖書と一緒に考える
今年の夏も、本当に暑いですね。
朝から強い日差しが照りつけ、夜になっても気温がなかなか下がりません。部活動が中止になったり、外で遊ぶ時間が制限されたり、「暑いから仕方ない」が日常になっている人も多いのではないでしょうか。
ニュースでは連日のように猛暑や熱中症が報じられています。以前なら驚くような気温が、今では毎年のように記録されています。
そんなニュースを見るたびに、私はある疑問を感じます。
私たちは今、ただ暑い夏を過ごしているだけなのでしょうか。それとも、何か大きな変化の中を生きているのでしょうか。
当たり前になってしまう変化
「異常気象」という言葉を聞く機会が増えました。
記録的な猛暑。大雨による災害。長引く干ばつ。世界各地でこれまで経験したことのないような気象現象が起きています。
もちろん、すべてを一つの原因で説明することはできません。それでも、多くの研究者が気候変動との関係を指摘しています。
私が少し心配なのは、その変化に私たちが慣れてしまうことです。
本来なら立ち止まって考えるべきことが、「まあ最近はこんなものだよね」で終わってしまう。
それは気候だけでなく、人の心にも起こることなのかもしれません。
慣れることは便利です。でも時には、慣れすぎることで大切な問いを見失うこともあります。
遠い問題ではない
環境問題という言葉を聞くと、どこか遠い話のように感じることがあります。
けれど猛暑は、すでに私たちの暮らしに影響を与えています。
熱中症で体調を崩す人が増えます。農作物が影響を受ければ、食べ物の値段も変わります。電気代が上がれば、家計にも関わってきます。
さらに世界に目を向ければ、水や食料が不足し、厳しい環境の中で生活している地域もあります。
地球の変化は、グラフや数字だけの問題ではありません。
その場所で暮らす一人ひとりの生活の問題です。
そして私たちもまた、その一人なのです。
託された世界
私はこの話題を考えるとき、聖書の最初の方にある言葉を思い出します。
創世記には、人間が地を「耕し、守る」ように託されたと書かれています。
この言葉は、自然を支配するというよりも、大切なものを預かる責任について語っているように感じます。
私たちは自然の外側で生きているのではありません。
空気を吸い、水を飲み、食べ物をいただいて生きています。
つまり、人間も自然の一部です。
だから環境の問題は、「自然を守ろう」というスローガンだけでは終わりません。
私たちは何を受け取り、何を次の世代へ渡していくのか。
そんな問いでもあるのです。
正直、私は簡単な答えを持っていません。
誰かを責めることは簡単です。でも、自分に何ができるかを考えることは意外と難しいものです。
それでも、関心を持つこと。知ろうとすること。小さくても行動してみること。
そこから始まるものがあるのではないでしょうか。
暑さの向こうに見えるもの
今年の暑さは、ただの天気の話なのでしょうか。
それとも、私たちが託された世界をどう生きるのかを問いかけているのでしょうか。
あなたは、この地球という贈り物を、これからどのように未来へ手渡していきたいと思いますか。
では、また次回。パスターまこと
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